○…「表面的な華やかさを表現するのではなく、内面的な人間の深い部分を表現した作品を集めた。じっくり音楽と向き合って聴いてほしい」と話すピアニストの桑野郁子さん(中平)。本日25日牛後5時から、伏見の電気文化会館「ザ コンサートホール」でソロリサイタルを開く。
○…菊里高校音楽科、東京藝術大学卒業後、フランスに2年間、続いてドイツに3年間留学。現在は、ソロや、オーケストラ、室内楽との共演で演奏活動を行うほか、名古屋音楽大学非常勤講師など後進の指導にも当たっている。帰国後、1年から1年半間隔で開いてきたソロリサイタルは、今回で5回目を迎える。
○…「作曲家が何を言わんとしているか、探す作業が楽しい」と言う桑野さんのリサイタルでは、ほかの演奏家があまり取り上げない作品に光を当てることが多い。
今回のプログラムでは、アメリカの現代作曲家バーバーの「ピアノソナタ作品26」がその代表。「構成が面白く、旋律性、叙情性にあふれた曲です」。ほかにモーツァルトのピアノソナタイ長調「トルコ行進曲付」などなじみのある曲も演奏する。